仮面二浪の早稲田受験記

仮面二浪の早稲田合格記

これは、仮面失敗残留留年の二浪が、早稲田大学に逆転合格し、夢を叶える物語。

私が一年間「仮面浪人」をやってみて、思うこと。

こんにちは、蓮です。

2個目の投稿になります。

投稿は一つのテーマを、深く掘り下げていくので長くなると思います。

必要な情報だけを「もくじ」から飛んで閲覧するのをおススメします!

 

今回は、仮面浪人について掘り下げたいと思います。

筆者が仮面を選んだ理由、そして一年やってみて思ったこと、この2つをメインにまとめました。

 

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「いらすとや」に仮面の画像あって草

 

 

 

仮面浪人とは?

大学に通いつつ別の大学を受験すry…) (n回目)

いわゆる再受験のことです!

 

 

私が仮面浪人を始めた理由 (長文)

 

幸いにも現役でそこそこレベルの高い大学の看板学部に合格しました。

ここに現役で受かったなら、もう一年積めば早稲田行ける!!

と思い、どうしても早稲田に行きたかったので親に浪人したい、と抵抗しました。

 

しかし、親に「もう一年やって今年と同じところに受かる保証はあるのか?」

と言われ、何も言い返せなかった。

私大定員厳格化、といわれるこの時代。

自分でも合格したのは奇跡に近かったのかもしれない、とびびってしまったのです。

 

結局、親に浪人は不可能だ、と言われたので現役時に合格した都内の大学に進学しました。

 

入学する前に、「もう早稲田のことは忘れて、大学生として生きよう

そう決意して、入学式を迎えました。

 

そこから半年間、いろいろチャレンジしました。

サークルにも入ってイベントに参加したり、友達と沢山遊んだり。

 

でもなんかやっぱりモヤモヤが消えない。

 

受験に失敗したことを忘れようとしてる自分」に嫌気がさしたんです。

 

早稲田への思いを一生忘れることなんてできないし、何年間も受験勉強に取り組んできた経験は誇りにしたかった。

(あの時勉強頑張った自分がいるから今の俺がいるんだ、みたいな)

 

けど、誇りなんで持てるはずがない。

だって俺は早稲田に落ちたから。

 

自分が何者なのかわからなくなってしまったんです。

 

それくらい本気で受験に取り組んできたし、青春時代すべてを受験に捧げストイックにやってきた。

けど、落ちてしまった。

受験って残酷ですよね。

落ちたら敗者なんです。

どんなガチプロでも、怠けて落ちたやつも、同じ「敗者」としてひとくくりにされる

なんかすべての努力が無駄になった気がして。

 

あの苦しくても必死に頑張った時間は、無駄だったの? 

 

そんな時、仮面浪人という手段を知りました。

今やるしかない。

半年もあればいけるんじゃないか。

そう決心して、9月から本格的に受験勉強を始めました。

バイトと両立させながら、本気で取り組みました。

 (でも結果また落ちて二浪してるんですけども。。。。)

 

 

そんなこんなで仮面浪人ロードを歩み始めました。(長々と申し訳ないです)

 

 

仮面浪人という選択肢について

 

①.一年間仮面浪人をやってみた結果、思うこと。

 

やめた方がいい!!

 

って意見ばっかで飽き飽きしてる人も多いと思います。

オリラジのあっちゃんだって「絶対にありえないって!!」って言ってます。

 

ごちゃごちゃうるせぇ!俺は受かるがな!

 

って思って仮面浪人の道を進んだ一年間。

 

実際にやってみて思うのは、

 

マジできついです。

 

 

仮面を選択するには、様々な理由があると思います。

仮面浪人生はみんな「ワケあり」なんです。

なのに一概に否定されるのはなんか腹が立ちますよね。

でもやっぱ世間では批判的な意見が多いのが現状です...。

 

 

わがままで始めた仮面浪人、簡単にはいきませんでした。

休学はダメだったので、仮面先の大学に一年間通いました。

実際にホントきつかったです。

 

基本的に孤独な闘いだし、

直前期の2月、大学生の友人達が春休み期間で充実した生活を送る中、家でずっと勉強。

そんな厳しい時でも、親から「いつまで受験勉強してるの?いいから大学を全うしなさい」とか言われたりね。

「がんばれ!」が一切ないこの辛さ。

こんな苦行やる意味あんのかな?って何回も思いました。

体力も精神も、なにもかもしんどかった。

でも早稲田に行きたいから、って何度も立ち上がってね...。

4月になった今、「また一年これやんのか...」って正直絶望してます。

 

 

 

②.ここがキツいよ!仮面浪人

 

大学との両立問題。「非効率」さとの闘い。

 

残留した場合のリスクヘッジをする場合は、大学の授業も両立しなくちゃいけない。

受験費用を稼ぐためにバイトもしていたので、どうしても1日で受験勉強に使える時間が限られてしまう。

なら内職しよう!

でも意外に内職できる授業って少ないな、って感じました。

少人数授業ではなにかとグループワークさせられるし、大教室は周りがうるさすぎてマジで集中できない。

大学の授業って、基本的に出席は絶対だし、期末テストでちゃんと点とんないと単位は来ません。

結局、受験勉強に使える時間はホントに少なかったです。

 

 

筆者は全部めんどくさくなって途中から授業全切り、とかいう暴挙に出ましたw

(留年確定するのでやめた方がいい!)

 

 

仮面バレどうしよう問題

大学の人たちに仮面を明かすかどうか。

 

仮面してるって周りにバレたくなかった。

実は早稲田を目指してる、って言うのも恥ずかしかったし、批判されるのかと思って怖くて隠していた。

 

内職中、隣に座った顔見知りに

ねぇさっきから何やってんのーー?

とか聞かれた暁にはおしまいです。(聞かれました)

 

(筆者はちょうど山川世界史で宗教のページ見ていたのを見られたので、「あー、最近宗教学とか興味あってさ(棒)」って受け流しましたww)

 

もういっそ「友達なんていらん!俺は孤高に戦うんだ!」って人もいると思います。

 

私の場合、本当に仲のいい友人だけには明かしました

授業の出席とか、テスト情報とか、昨年はいろいろと助けてもらいました。

 

二浪してしまって、申し訳ない...。

 

 

 

 

③.でもここがよかった!仮面浪人 

 

大学生活を先行体験!? 

仮面浪人生は、目的はどうでれ、一度大学生活を経験できるというメリットがあります。これは純浪(純粋浪人)では得られないことです。

「なんだ!この学校めちゃくちゃ楽しいじゃん!受験やーめた!」

ってなるかもしれないです

(これもはや仮面成功でしょ。)

筆者も半年間普通の大学生として過ごしてみて、そう感じた瞬間もありました。

 

俺は今でも仮面先は大好きだし、そこでできた経験は絶対に無駄にはなっていません

半年間大学生活を送ってみて、今振り返るとそう感じます。

 

あと、仮面考えてる方は一度振り切って大学生活を楽しんでみるのもアリなんじゃないか、とも思います。

本気で仮面をする気があるのか」どうかを確かめる一種の"ふるい"になると思います。

筆者はそのうえで、「やっぱ俺は早稲田しかない」と思って仮面を始めたんですけどもね。

 

 

「○○学部」のイメージが、はっきりする。

 

自分は現役の時は、経済学部志望で大学を受けました。

単純に名前の響き(笑)

経済学部」って、なんかカッコいい!!

 

そんな幻想を大学はぶち破ってくれました

 

「なぁにこれ、まじおもんな。」(失礼極まりない)

 

(実際に入門を学んでみて感じました)

 

まだ何も学習してない高校生の段階で行きたい学部を選べ、って正直無理があると思います。 

でも授業を受けてみることで、実際の学問の内容と、自分の想像とのギャップを直に知ることができました。

これはメリットだと思います。 

 

 

最後まで読んでくれた方に

 

仮面浪人についてあれこれ述べました。

こんな長い記事を最後まで読んでくれている、ということは仮面経験者か、これから仮面を考えてる人だと(勝手ながら)思います。

これから仮面しようとしている人は、近いうちに番外編あげるので是非読んでください!大学との両立の仕方や、体験談とか、細かく書きたいと思います。

 

 

今回は以上になります、読んでくれてありがとう。

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