仮面二浪の早稲田受験記

仮面二浪の早稲田合格記

これは、仮面失敗残留留年の二浪が、早稲田大学に逆転合格し、夢を叶える物語。

11/12(9)宅浪2ヶ月目を迎えて【総集編】

 

 

こんにちは、蓮です。

 

日曜日、勉強場所無さすぎない??

 

 

 

日曜日も外に出て勉強しようと思ったんですよ。

 

地域の図書館、

 

空いてない。

 

近くのカフェ、

 

空いてない。

 

穴場のカフェ、

 

満席。(全10席くらいしかない)

 

 

ここまで来たら、駅移動してやろう。

電車に乗る。

 

人気の少ない駅で降りて、ここならいけるだろ、と確信する。

 

お目当てのコ〇ダ珈琲まで、歩いて10分

 

重いカバンを背負って歩き続けた足は、もうとっくに疲労していた。

 

 

さて、、、入るか!!

 

 

 

空いてねぇ。

 

正確には満席。

シートに名前を記入してまっててくださいって言われた

 

いやー、そこまでして並ばなくても。勉強して追い出されそうだし。

 

帰るか。

 

帰った。ここまで実に1時間を超える。

 

虚無だった。

 

ひたすらに、虚無。

 

 

帰り際に、頼みの綱、いつも行くミスドを覗いてみた。

 

 

空いてた!!

 

 

ポツンと1つぼっち用の席が!!

 

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パス単と速単、っていう当たり障りのない教材をチョイスして1時間で帰りました。クソが。

 

 

前置きが長くなってすみません、、、 

今日で宅浪を始めて2ヶ月がたちました。 

 

今回なんですけど、「かなり重い内容」になってます。

 

ボリュームも総集編になるので長くて、この記事を仕上げるのに3日かかりました。

(毎日更新言ってますけど、3日分ここで消費させてください!笑)

 

二か月経った今、変化や気づきを書いていきたいと思います。

 

 

 

 

1.生活リズムの管理にこだわる

 

宅浪のメリットは、「自分のペースで進められる」ということ。

 

でもそれは、裏を返せば「”自己管理”ができないと、罠に陥る」とも言える。

 

10月は、本当にそれで苦労した。

もともと体が弱くて体調を崩しやすい、というのもあるが、

ストレスや不安で眠れなかったりして回復できず、余計体を傷つけるようになってしまった。

 

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それがイヤでも、改善不能、何も変わらない、人間の機能にはあらがえないのか?

と絶望していたが、

 

 

10月を通じて検証した結果、

 

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「毎日太陽光を浴びる」

 

これをすれば、というかマジで、”これだけでいい”ということが分かった。

 

 

家から出ない日もあったが、こういう日は夜更かししやすい傾向があった。

 

体力的にも疲れてないから眠れない、

寝れないからスマホを見る、

気づいたら朝、

昼夜逆転

 

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翌日はカフェインでしのぐも、集中力低下、

その翌日にも影響、ループ。

 

 

これが嫌すぎて、対策を本気で調べた結果、

 

人間のホルモンレベルで徹底して対策すれば大丈夫だとわかった。

セロトニンメラトニンといったワードは聞いたことがあるだろう。

詳しい話は受かったら書きます。

 

とりあえず、日の光を浴びればよくて、

太陽光に浴びたいから毎日外出するようになって、

疲れて、自然と「不安で不眠になる前に、疲れて肉体がシャットダウン」できるようになった。

 

入試直前でより眠れなくなったら、筋トレや運動をあえて追加して、より体に負荷をかければ塩梅が取れるのでは、と考えています。

 

 

 

2.勉強してるフリをしていないか

 

昔のことを思い出した。

 

昔は勉強しているフリをしていた諸君。入試直前の今、キミはもう変わっただろうか?

 

これは、僕が中学受験の時に塾の恩師から授かった言葉である。

 

当時の僕は、「は??」って思ってた。

勉強してるフリってなんだよ失礼な。こちとら本気で毎日やってんだけど。

って心の中で思ってたから、イマイチこの言葉は響かなかった。

 

勉強しているフリ、とはなんだろうか。

物理的に、勉強はしている。

だから、フリ、なんかじゃないし、ちゃんとペンもって頭働かせてるし。

だからおそらく、「カタチ」ではないのだろう。

 

 

誰だって、勉強はしている。

 

ということは、「勉強」の定義が違うのだろうか。

つまり、「俺めっちゃ勉強してるよ!」って言ってるやつでも、

「それは勉強とは言わない」と言われてしまうような状況を、

「勉強してるフリ」というのだろうか

 

 

ずっとこの言葉を考えてたけど、

二浪して勉強と本気で向き合ってる今だからこそ、分かった気がする。

 

 

自分の考えている、「勉強の定義」が間違ってたんだ。

 

 

 

僕は「結果」という言葉が嫌いだった。

 

何かと模試の「結果」を聞いてくる親、

「結果」がすべてだと豪語する結果論者、

 

「世の中いくら努力しても”結果が出なければ意味がない”から」

 

こんな熱のない言葉には本当に嫌気がさした。

 

「イマ結果が出なくても、いつか努力は報われるから!だから見てろよ」

って、少年漫画を見て育った僕は、必ずこう返していた。

 

 

でもこれは、本質的解決にはなってなかったんだ。

 

 

 

正直、世の中結果がすべては、間違ってないと思うようになった。

 

 

勉強、学歴の話において、

 

早稲田にあと数点で落ちて青学に行っても、他者からは「青学生」として見られる。

一般入試で合格しようが指定校推薦で入ろうが同じ「青学生」だ。

 

同様に、

そいつがどんなに頑張ってたどり着いた地点だって、

全てはその状態を表す「記号」でしか見られない。

 

金メダルを取るために必死で頑張っても、

結果、銀メダルなら「銀メダル」としてしか評価されないのだ。

 

 

これが、僕の考える「結果がすべて」の中身である。

 

誤解を招くかもしれないが、世の中「肩書」でしか人は評価されないと思ってる。

(履歴書や、自己PRなど)

 

残酷だが、ちゃんと"努力の過程"を評価してくれる人なんて、本当に少ないのだ。

 

いつだって「結果」でしか見られないのだ。

 

 

 

それが入試でも当てはまる。

 

そいつがどんなに努力しようが、どんなに勉強してなかろうが、

一発のテストで、「数字」という記号を用いてすべて評価される。

 

つまり、「数字」が取れない勉強をいくらしても、無駄なのだ。

それが、勉強しているフリ。

形式上、自分は頑張ってるかもしれないが、

でも、数字が取れないと全部それは、”無駄”と評価されるのだ。

 

 

 

僕は結果主義が嫌いで、どこか精神論的なものにすがりがちなタイプだが、

こういう昔の僕みたいな奴は、入試に落ちると思う。現に僕は落ちた。二浪してる。

 

入試にとって最も必要なものは、

「数字」を取るために、それぞれに合った最も合理的なルートを選択すること、なのだと気づいた。

 

そのために過去問や偏差値といった指標があって、いつだって自分の立ち位置を把握できる。

 

「指定された市販の問題集を一生懸命信じてやって、だから大丈夫。」これは勉強してるフリだ。

最短ルートに直結してない。

とにかくやれば報われるだろう、だから机にむかってる。

これは、やはり精神論にすがっている。

まさに一浪時の去年の僕だ。

 

10月の自分も、そうだった。何も変わってなかった。

でも、やってくうちに「この勉強は本当に合理的で、最短で、効果があるのか」を考えるようになった。

 

そうした勉強を積み重ねて、入試までたどりついた者が、

本当の意味で、「(効果のある合理的な)勉強を、してきた」と言えるのだろう。

 

 

 

 

3.過去を振り返って、イマ。

 

宅浪して考える時間が増えた結果、

現役時、一浪時の反省を日々するようになった。

その結果、得られた”気づき”であろう。

 

早稲田まで、3桁切って、寒さを感じ、ようやく本番が近づいてきたが、

日々成長できるような勉強にこだわって、

前に進んだフリ、じゃなくて、確実に前進できるような勉強を信じて進んでいる。

 

 

 

 

 

ここからは、一浪時の話をしよう。

 

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一浪全落ちが決まった時、早稲田で撮った写真。

 


一浪で早稲田全落ちが決まったあの日、

大隈銅像の前で涙を流しながら、親友に不合格だったことを伝える電話をした。

 

 

並行して20万稼いだバイトも、しんどかった。

12月でも親の圧で自動車学校に強制的に通わされたり、

休学できない一年間の仮面浪人、本当に辛かった。

自分一人で、受験勉強も必死にやってきた。

 

でも、

 

「受験ってさ、そいつがどんなに頑張ってきたって、本番で点数が足りてなかったら、何もかも全部、報われないもんな...」

 

この言葉を自らの口から親友に放った時、本当に涙が止まらなかった。

 

 

環境的にいくらしんどくても、

 

どんだけ「頑張って」ようとも、

 

結局は点数が足りてなかったら落ちる。

 

 

また一年、もう一年、かぁ。。

 

見えない未来への絶望感、

成し遂げられなかった無力感、

成功した親友への嫉妬と祝福、

 

先が見えない未来に、不安しかなかった。

 

 

でも今は、当時の自分に「大丈夫だよ」って言ってやりたい。

 

確かに今日まで辛い毎日だった。

でも、新たな出会いもあったし、

ちゃんと自動車免許も取れたよ。

去年全く取れなかった単位も、今年はフル単したよ。

 

だから、大丈夫。自信持って早稲田を目指せ。

 

確かに不安はある。

でも、今は充実してる。やりたいことをやれてる。

順風満帆ではない、やはり挫折と再出発の繰り返しだけど、

試行錯誤しながら、最も合理的な道を探して、日々歩んでいく。

 

来年の春、絶対に早稲田で再会するために。

 

 

以上

こんな長い記事を最後まで読んでくれてありがとうございました。

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