1/18,19 (77) センター試験当日の日記。自己採点も含めて。
こんにちは、蓮です。
「最後の」センター試験お疲れ様でした。
これが俺にとって「最後」のセンター試験になってくれることを願う。いや、するぞ。絶対最後だ。
結果は、できたものもあれば、しくったものもあった。総合的に見れば、「自分のためになった」という評価で、少し良い、くらいかもしれない。
では、行きます。今回は文字数が15,000程でメチャクチャ長いから、かいつまんでみてってくれ。。
みんなセンター試験初日、お疲れ様。
— 二浪宅浪の蓮 (@ren_wsd) 2020年1月18日
今日の感想や自己採はツイートせずブログに書くから、気になる人は明日にでも見てね。
本当に、お疲れ様。今日はゆっくり休んで、明日からまた動こう。明日もある人は、ラストまで頑張れ! pic.twitter.com/Qfq0Xa244Q
この記事は「昨日の出来事や感情を、何かある度にツイート感覚で、リアルタイムで、バーっと記したもの」です。思いのほか長くなっちゃったので、時系列で区切りました。
目次を用意するから、見たいとこ飛んでください。個人的には、その時の感情や、緊張感をリアルに感じてほしいから、全部通してストーリー仕立てにして見てほしい。特に英語の試験中のところは万人に当てはまるかもしれないしね。
あと、この記事は「今年の受験生」向けではなく、「未来の受験生」に向けて書いたつもりです。僕は、早稲田に絶対に合格する人間になる。そんな僕のストーリーを、一歩ずつ追ってほしい。センターや入試の前日にでも見ると、安心するよきっと。
「お前ら大丈夫だ。オレが代わりに滑ってやったぜ!!!」ってな!!
本当にクソ長いです、今のうちに念を押しておきます。ですが、「センター試験を踏まえて」だけでもいいから読んでほしいです!
では、、、
センター当日の朝。
5:50。
おはようございます、蓮です。
今日は本番、センター試験です。
時刻は現在5:50です、寝坊せずしっかり起きれました…。
「絶起はしたくない!」
「この受験記をバッドエンドで終えない為に、寝坊だけは避けるぞ!!」
って寝る前に何度も叫んだ結果か、アラームが鳴る前にスッと起きれました。笑
睡眠効率は78%、センター試験はこれ以上のパーセントを取りたいが、睡眠としては充分及第点だ。眠れてよかった。
昨日はアイマスクしたから、布団に着いたらすぐ眠れたよ。よかった。本当に、眠れてよかった。
これだけでもう十分。眠れて、朝起きれればもう合格だ、って唱えながら昨日は寝ました。笑
まだ外も暗いなぁ。。ここから始まると思うと、ワクワクするね。なんか燃えてくるぜ!!知らんけど。
朝ごはんは、昨日の残りのパンと、コーヒー、水分補給用に麦茶を飲んだ。
「いつも通り」を体現するために、いつも通り、スマブラをやった。なんだ、センター試験当日も、「いつも」と変わらないね。相変わらずガノンは強い。笑
さて、とりあえず今から家を出るよ、会場は家からかなり遠いからね、7時までには家を出たい。
ーーー
7時だ。時刻通りに家を出れた。
あいにく小雨が降っていた。試験会場で場所を取らないよう、僕は折り畳み傘を選んだ。
父から寝ぼけた顔で、「いってらっしゃい」と言われた。
何か1つでも孝行をしようと思って、玄関にあった燃えるゴミを持って、家を出た。
そのままゴミ捨て場にゴミを捨てて、まだ夜が明けぬ世界へ傘を差し、目的地へ向かった。
若干頭が痛い。どこまでツイてないんだ、って感じだけど、程度が小さいだけマシだ、と捉えておく。
そんなこんなで歩き続け、駅に着いた。
意外と駅までの道のりは遠かった。僕はセブン派なので、わざわざ遠回りしてセブンイレブンを通るルートで来たのだ。
コンビニでおにぎり2個と、キットカットと、消しゴムを買う、この流れは模試で充分やってきたから、なんか模試のようで安心した。
改札付近で、リュックに御守りをつけた受験キッズ共が友達と一緒に群れている。
あぁ、これが「受験」か。
久しぶりに思い出した。これは模試のザワザワ感とは違ったものだった。
でも、不思議と笑けてきた。
我、二浪ゾ?って。笑 (例のネタ)
浪数でマウントを取ってるけど、そう思うと、なんか笑けてきてね。
俺センター実質3回目だぞ?何緊張してんだよオレ、って。
マスクの下でニッコニコしながら改札をくぐった。
特に電車の遅延は無かった。どうやら時間通りの電車に間に合ったようだ。
電車は、なるべく受験生と思わしき人がいなさそうな先頭車両を選んだ。
UVERworldのプレイリストを再生し、電車に乗る。毎朝『PRAYING RUN』から始める、と決めている。
電車では幸運なことに座れた。町田を経由したので、ここで大量に人が降りた。
町田か。模試で何回も来たなぁ…。センター試験当日も町田を拝めるとはね、ありがとよ。でも町田の河合と駿台にはもう行きたくないね笑
Twitterはあまり見ないようにした。ここから先は、己との闘いだからね。お気に入りの音楽を聴いて、この1年間を振り返るんだ。
そして今リアルタイムでブログを書いている。
ああ、電車空いてるなぁ。横浜線でよかった、とかって思いながら、淡々と文字を打つ。心が落ち着くんだ。きっと早大入試前もやるだろう。
芸術の話。
話し相手もいないから、誰か聞いてくれる?
芸術には、「心が宿る」と思うんだよね。
季節が宿るのかな。音楽も”芸術”だ。春に聴いた曲は、春の記憶と共に刻まれ、曲を聴けば思い出が蘇る。夏も、秋も、冬も。孤独な感情も、嬉しい感情も、悲しさも。
全て、「芸術は記憶と共にある」。
このブログもそうだ、芸術だ。記憶を刻むのだ。今ここにしかない瞬間を、一つ一つ。そして将来、このブログを見返して、センター試験前の気持ちをいつだって思い出せるのだ。
僕は今、サカナクションの『グッドバイ』を聴いている。
「グッドバイ 世界から知ることのできない 不確かな未来へ舵を切る」
この言葉に何度救われたかな、、とか思いながら、気づいたもう目的地の駅に着いていた。
初めて来る場所だなぁ。
でも、僕の気持ちは「初めて」じゃない。
僕はこの音楽たちと共に、「あの時の記憶」、この1年間の軌跡を思い出しながら、今ここにいる。
ここにいる自分自身は、「初めて」じゃない。だから、不思議と緊張しなかった。
さて、予定通り近くのカフェで世界史を勉強するか…。とりあえず時間通りに着いてよかった。
時刻は8時だ。会場の門が開く1時間前に駅に着いた。上出来だ。
今はあまり人はいないようだ。とりあえず、会場行きのバスを調べたら、カフェに行こう。
あいにく、バス停は遠かった。下見に来ないと気づかなかったろうな。9:30になったら、友人と待ち合わせしてバスに乗ろう。
あ、そういえば、高校の浪人の友達と、会場同じだったんよね。
よかった!なんか奇跡よね笑笑
ーーー
今、カフェに着いた。
クッソ高そうなコーヒー店のようだ。見た目の雰囲気は厳つい。
写真はテキトーに撮ったが、許してくれ、店員の目が気になったんだ。
周りの視線。音、喋り声。今の僕は緊張であらゆることに敏感である。。
参考書を読んでも、文字が入ってこない。とりあえず、世界史の「まとめ」部分を1時間ざっと見ることにした。
ついでにTwitterを見て安心感を得ようとした。
僕の「光」となっている早稲田王の大野さんから、応援のメッセージをもらった。正直緊張してガクガクしてるが、「全力をぶつけて」くるよ。
センター試験、本番。
9:20。
歴史の通史は全部終わった。あとは行くだけだ。
外は雪降ってる。画像じゃ分かりづらいけど、傘を差さないとヤバいレベルだった。なんか地味でワロタ、伝われ。
よし、行こう。
ーーー
9:40。
友達とバスターミナルで再会し、バスに乗った。
受験生を案内する女性の方が、すごく寒そうだった。彼女だけ給料3倍にしてあげて、なんて思った。知らんけど。
バスに揺られて、友人と「3年間のセンター試験」を振り返るうちに、気づいたら会場に到着していた。
ずいぶん広いな。東京工科大学が広すぎて、拍子抜けした。僕の会場は、なんかオリンピックのモニュメントみたいなのが目の前にあって、荘厳さを感じます。。
なんかゼウススタジアムみたい。僕の脳内にはイナイレのゼウス戦のbgmが流れてるよ今。笑
周りの奴も男ばっかだし……。俺はどこまで男子校に縁があるのか、無いのやら……。
友達と「まるで俺らの高校(男子校)みたいだな」って笑えたから、かえってリラックスできた。まぁ、これも何かの縁だ、良しとしよう。笑
ーーー
教室に着いた。
そして、今はだいぶ落ち着いている。写真の通り、僕の教室は模試の会場のようで安心感がある。
資料集で中国の歴代制度と首都の場所でも眺めつつ、高校の友人からもらった応援の手紙を読んで、ニヤニヤしながら準備を整えた。
ここにいるやつらとは「格」が違うのさ。俺はいつだって、”不可能を可能にしてきた”。だから、絶対に大丈夫。
さあ、僕の全てを、ここに置いて行くよ。かかってこい。
世界史。僕の始まり。全力でお手合わせ願おう!!
じゃあ、スマホの電源を切るよ。
10:10。
ーーー
第一科目、世界史。
11:45。
終わった。
とりあえず、お疲れ様。
山場の世界史を終え、肩の荷が下りた感じだ。
疲れたぁ。。。僕は5秒間くらい伸びをした。
感想としては、
「◎○の問題が多かったぞ?」
といったところだ。
僕はいつも、歴史の問題を捌く時は、
◎→完全に正確の択を選んだ自信アリ
○→根拠はある、おそらく正解、でも不安
△→判断根拠が不安定、自信ナシ
×→知らない無理
ってやってるんだけど、過去問解いてた時は△ばっかだったけど、今回の本番は○及び◎が94.4%、△が5.6%といった感じだ。
ファーティマ朝の成立年代と、サッチャーの所属政党は何だっけ……。
この二問以外は正直、正確の択を選べた気がする。
こいつらは2択まで絞れたんだけどなぁ。。
曖昧だけど恐らく正しいだろう、でも、こっちの選択肢の可能性も、"ゼロではない"んだよなあ。。
っていう「20%不安・80%自信アリ、の勘」を信じるわ、おそらく俺の選んだ方が正しいハズ。
解いた感じ「×」の問題は無かったし、「△」も○◎に見直しして変えられたから、そしたら満点なんだけどね。笑笑
頼む、90点超えててくれ。超えてたらスポ科のセンター併願出せるから…。。
満点じゃなくていい。
満点を気にしすぎると、ファーティマ朝の成立が頭から離れなくなるし、俺が選んだアギナルドさんへのプレッシャーが高まって、次の科目集中できなくなるのでね。
何言ってんかわかんないだろうけど。笑
とりあえず、昼飯を食べ終えたら、次の国語に行ってくる。
そしてやはり、鳥五目は食べづらいし、現役のキッズはうるさい。
なんなんだー!って感じで
UVERworldのプレイリストを聴きながら防音してご飯食べてこのブログ書いてます。笑
外に出てうるせぇ声たちを処断しようとしたけど、あいにく外は雪が降ってて外出はできなそうだ…。。
でも、こんなシチュエーション、燃えるよね。
雪の降る日にセンター試験…。。何年に1回あるかないかくらいだからね。
そんで、俺は「俺の選択」を信じるよ。人生観でもそうだけど、正解か不正解なんて、今はまだわからないしね。
とりあえず、ファーティマ朝は11世紀に成立してろ、アギナルドはフィリピン共和国を作ってろ、サッチャーは保守党だったよな、頼む。頼むぜ。
ハイ、終わり。Twitterは見ないよ、不安になるからね。
では。また。
11:58。
ーーー
第二科目、国語。
14:25。
終わり〜。
ふぅ……。。。やはり国語は疲れますね。
感触としては、概ね良好、不可ナシ、といったところか。
個人的に、漢文は漢詩が出て「神ィィィィ!」ってなったし、古文は「まぁ耐えた。」、評論も「まぁ。耐えた。」
小説「え………なげぇえ!!!!」
ってなった。笑
ぶっちゃけ、古漢評論を50分で解き終え、あと30分余っていたから、小説は余裕かと思っていた。
しかし、テーマが如何せん今の辞世に合わなくて注を何度も読み返したり、量が単純に長かったりして、読み辛かった。
いつもなら小説をラスト20分で解き切れるのに、今回は長くてビビった。多分みんな死んでる。俺1分30秒しか余らなかった。
出来は普通。総合は、「耐え。」って感じだ。俺はセンターを世界史しか入試に使わないから影響は無いけど、本番通りに解き切る練習となったからよかった。
よし、次は英語。
いつも通りの力を出せるように、ラスト頑張る。発音アクセント見とこ。
「loose」出てくれ!知らんけど!!笑
では。
ーーー
第三科目、英語。
16:35。
英語が終わった。
終了の合図と同時に今、「絶望」している。
その訳を、1つずつ書いて気持ちを整理していきます。
まず俺はざっと、問題を眺めた。
「傾向は何も変わってない。よし、勝った。」
今までの過去問では180を切ったことないから、今回も傾向が変わらなければ、”勝てる”確信はあった。
なんなら、満点取ってやる。
そう意気込んで、大問1から解き始めた。
そしたらね、実は「奇跡」が起きたのよ。
ネタバレとかじゃ絶対ない話なんだけど、
「loose」が出たんよねーー!!!!!!(問2)
フラグかよ!え!!これは神!奇跡!満点かも!
とか思いながら解いてって、
いつも通り、
大問1→6→5→3→4→2
の順番通り、とりかかった。
しかしなぜか、長文に、時間がかかる。
いつもなら2つ合わせて20分ちょいくらいで終わるのに、選択肢の解答が正しいかどうか不安で、何度も見返してしまった。
そしたらだんだん、見れば見るほど自分の解答に自信が持てなくなってきて。
あれ、これでいいのかな、いや、こっちもありえるかも、え、でも書いてないしそんなセリフ、でも、これが一番正しくて……
って問答をずっとやってたら、気づいたら長文2つで「35分」経ってた。
やばい。満点取れるかもとか思ってたのに。長文で1つでもミスったら180を切る可能性だってある。
長文のミスは言語道断なのに、やばい、マジで不安だし、先に進めない。
ヤバい!いつもより「15分も」遅れてるし、でも自分の解答に自信持てないし、このままだとヤバい!!どうしよう!!!
ってなりながら、こいつらはここで諦めて、ルーティン通りに大問3に挑むことにした。
持ち直せるかも、って微かな期待をかけて。
でも読めない。
マジで読めない。
いや、「読めてる」けど「頭に入ってこない」。
「いつもの俺なら、絶対できるのに」っていうプレッシャーが余計重なって、読めないという残酷な"そこにある事実"に、拍車をかける。
やばい、文字を読むだけで内容が全く頭に入ってこない。死んだこれ、時間もないしやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばいやばい
無意識に、同じ文を何度も何度も読み返していた。大問3のAの3問目、マジで同じ文を5回くらい読んだと思う。結局わかんなくて「もうこれ!!」って勘でマーク。
終わった。って思った。
いつもならここじゃ絶対ミスらないのに。確信ない解答はほとんどミスってる、っていう僕の定説があるから、余計自分を信じられなくなって。
そっから先は全部自暴自棄だった。
長文もミスるし、大問3もダメだ、ああ最低記録だこれ、終わった。
なんか答え「2」が連続してるけどいいや、もうどうせ、「終わった」し。
もういいよ、もう終わりだ。
一応、最後の力を振り絞って、抵抗できるなら死力を尽くそうって思って解いたけど、何も頭に入ってこないし、もう思考能力は死滅していた。
スランプだ。本番でこれか。
体も緊張感で暑くなってきて、マスクを取って服も脱いでブランケットも全部取って足組んでフーフー言いながら頭かかえてた。
同じ会場の人、ごめん。マジで俺「うるさいやばいやつ」みたいな感じになってたと思う。
もう絶望してたもん。試験監の足音が異常に頭の中に反響した。
もう何も考えられない。
その時、はっきりと確認した時刻は、もう16:10を回っていた。残りあと20分もない。
大問2は丸ごとノータッチ、大問4のAも途中でわかんなくなって読むのをやめて放棄した。
死んだ。いつも10分余らせてるから、本当はここでだいぶ余裕あるはずだったのに。なんも終わってねぇ、死んだ。
そこからペンを机に置き、ずっと、言い訳ばかりを考えた。
だって、俺センター関係ないし。読めなくなったのはスランプのせいって言い訳して、もう逃げるよ。
ブログにも、残念ながらスランプでした、って書くからいいよもう、知らんわ
センターできなくても早稲田でできればよくね?今回は「なかったこと」にしようよ
もうずーーーーーーっとそういう後ろ向きなことばっか考えてた。
ダメだ。諦めよう。
そして僕は、諦めた。
10分間くらい解答を放棄し、無駄な空想に耽り、たしかに俺は、「諦めた」のだ。
その後、少しインターバルを置いて、目を瞑った。
そしたらね、
「諦めんな」
って声が聞こえてきたんだよね。
マジでありがちでクサい話だけど、ホントに嘘じゃなくて。
こんな絶望的な状況だからこそ、ハッキリと、あの足音以上に”大きな声で”、聞こえてきたんだよ。
「諦めんな」って。
それは、今まで出会ってきた人の色んな声が混ざっていて。
今朝ツイッターで応援してくれた大野さんの声が、一番大きかったかな。
今年大野さんが早稲田王絶対取るって宣言して、そして有言実行したあの姿と共に思い出して。
俺、何でこんな”ちっぽけなところ”で諦めようとしてんだろ。って。
ホントに、ちょうど試験監督が「あと10分です」って言ったところで、あの声が聞こえてきたから、そこからものすごいスピードと集中力で解き始めた。
全力で大問2すべてを高速で解き切って、放棄した大問4-Aも、「問題文を先に読んで文を読まず照らし合わせる」っていう究極奥義でマジで1分30秒くらいで解いた。
実際、10秒くらい余ったけど、見直す時間はもうなかった。
ほぼ、俺の勘だ。
でも、テキトーな勘、じゃなくて、俺が今まで積み上げてきた英語人生が乗っかった「勘」で。
根拠はハッキリしてないけど、「おそらくこれだ!これに違いない!自分の選択を信じろ!諦めんな!」って自分に言い聞かせて、見直す時間は無かったけど、問題をすべて解ききった。
そして今、こうしてブログを書いている。目には涙が馴染んでる。
正直、結果は過去最悪だと思う。
たぶん、マジで一番出来が悪い。僕が一番、信頼を寄せてた科目が英語だったんだけど、まさか一番失敗するとはね。
でも、センター試験を経て学んだ。
英語が読めなくなったときの怖さ、
そして、それに打ち勝つ方法。
自分の「勘」は、「テキトーな勘」じゃない。
自分の英語にかけてきた勉強時間全てが乗った勘なんだ、って信じて、
涙を滲ませながら、自信持った顔作って、笑ってマークする。
自分を信じろ。己の選択を疑うな。
そして、諦めんな、って。
早稲田の入試はきっともっと難しい。またパニックになることだって可能性はゼロじゃない。
だから、「今失敗しておいてよかった。」
この先は、このようなパニックを想定しつつ過去問演習をして、来月の早稲田まで、頑張るぞ。
諦めないで挑んでよかった。
みんな、ありがとう。君たちの声のおかげで本当に踏ん張れたよ。
じゃあ、あとまだリスニングがあるのでいってくるね。
ブログ長くなっちゃってごめんなさい。
では。
16:53。
センター試験、帰り道。
リスニングが終わった。
なんだこのパンダ。知らねえよ、日本語で話せやゴラ、って感じ。
友達と合流して、そそくさと会場を後にした。
ありがとう。いい席に座れたし、”試験会場運”には恵まれた。ありがとう。
お疲れ様。
会場に積もった雪の写真を撮ったよ。
今から友達と夕飯に行ってきます。
帰りは歩きだ。行きはバスだったのにな。寒いな。
解答を答え合わせする現役キッズ共がうるせぇな。くれぐれも、このブログを読んでくれてる君たちはこんなことするなよ。
周りに配慮できる受験生になれ!他者と自分を俯瞰できる目を持ってることの証だからな。そしたらうかるよ!知らんけど。
ちなみに僕は、友人と高校の話をして駅に向かいました。だってマジで男子校の帰宅風景にしか思えないもん!なんだこれ!!某高校やんけ!!
ってね。笑
ーー
19:30。
駅に着いた。
悪いヤツだ。良い子はマネすんなよ、俺は酒が飲みたかったんだ。
マックでストカンを流し込む。俺はセンター終わったらアルコールで鬱憤を流し込むのが夢だったんだよ、どうせ多浪するならやりたかったのさ。
でも「まっず!!」
俺酒好きじゃないんだよね。(なら飲むな)
センターじゃなくてスマブラの話をしながらポテト食って、そのままくら寿司に行った。
とにかく食おうと思ったけど、腹がいっぱいだった。俺は魚が乗ってるネタを中心に食べた。一方、友人は、タマゴとか稲荷寿司系ばっか食ってた。
酒が回ったら自己採点をしようと思った。だから、もういっちょ追加した。
あーー。なんじゃこの味わぁぁ。。まぁ酒を飲む。とりあえず、解答速報を待つのだ。
ここでね、ちょっと関係ないけど、話を一つ聞いてくれ。
同窓会の話。
友人と話したんだけど、「俺ってもう普通の人間じゃない」んだよね。
なんていうのかな、もうルート脱線しすぎて、もう修正不可能っていうか。”こっち側”に来てしまったのなら、もういっそ、振り切って、やり切って、脱線しきろう、って思ったんよね。
でもさ、イマイチ「覚悟」が決まらなくて。
聴いてくれよ!俺は今日さ、センター試験がなかったら小学校の同窓会に行けたんだぞ!!悲しいよホントに!!多分もう無い!!先生は他県に行ってしまったし、もう多分これが最後だ。みんなと会うのも。
でも行けなかった。行きたかったんだよ、俺は。だって、無理やり親の都合で引っ越しさせられて来たこの地、何の思い入れもない。また”脱線”か。彼らや先生に言い残したことがたくさんあるから、伝えたいのに。
伝えられない思いを、全部友人にぶつけた。
そしたら、
「おい、お前さ、売れない40、50代の芸人のこと考えてみろ。いつまでも叶えたい夢を追い続けて、俺らより全然脱線しまくって、取り返しがつかないところまで来てんだぜ。俺らはまだ20歳だ。そこまで、絶望的じゃないだろ?
”一般人”と比べてどうする。俺らはもうマイノリティなんだ、もう芸人やミュージシャンと一緒、夢を追い続けてるルートを選び、進んでいる。だったら、比べる対象は”普通”じゃないだろ?俺らはマイノリティのなかでどう生きて、進んでいくか、そんな人生を模索するべきだ。」
こんなカッコいいこと言ってないけどね、俺の解釈ではこんな感じだ。
おかげでストン、と落ちたよ。これは”一般や普通”を下に見るような選民思想的なものじゃなくて、言ってしまえば「マイノリティの正当化」。”少数派”は”異常”なんかじゃない。そこに、一つの火を灯したのだ。
脱線した人生で生きていく「覚悟」という名の火を。
恥じることなどない。自信に変えて、誇りをもって生きることに決めた。
あーー鬱。何が「元気に楽しくやってるよ!」だよ、楽しかねーよこんな生活。文字打っててキツくなったわ。とりあえず、今回会えない小学校の同級生と先生には大学の事は伏せて、勉学に励んでる、って伝えた。合格したらきちんと報告したい。ケリつけるぞマジで。
— 二浪宅浪の蓮 (@ren_wsd) 2020年1月17日
そして先生や友人には、改めて「俺は今バンド活動と勉学に勤しんでいる」とLINEで伝えた。ま、あながち間違いではないけれど。笑
でもさっきのオレと違うのは、俺はこのことに、「誇り」を持っている。今までは、「異常」「恥」「劣等感」だった。
でも今は違う。むしろ誇らしい。この脱線した人生を生き抜いて、泥臭く夢を追い続け、まだ見たことの無いような景色を、マイノリティにしか描けない軌跡で、成し遂げてみせるよ、って。
噓八百で塗り固められたメッセージの裏に、覚悟の火が灯った。...どうやら既読はつかないようだ。
ーーー
センター試験、自己採点結果。
あの、正直言っていい?
浪人界隈のお前らどんだけ俺の自己採点結果気になってんだよwww Twitter上で「結果載せました!」とか告知してないのに、アクセス数伸びすぎなwww そんな期待すんなってww
追記)
って思ってたんですけど、Twitterの界隈の方以外の人も見てくれてるみたいです、、、界隈疑ってすまん、許せ!!m(__)m
どうせ俺より出来てるから。
あと、アクセスの源はTwitterからがほとんどだ。プロフィールのとこにリンク貼ってるからそこから飛んでね。僕の過去ツイ遡る手間が省けるから。そのつもりで載せてんだけどね、プロフから見てくれる人が少なすぎるので、、( ;∀;)
ーーー
22:30。
解答速報が出た。さて、行くか。
とりあえず、びっくらぽんをする。
おいおい、当たっちまったよ、なんか伝説のポケモンだしな。ありがとう。笑
ここでようやくツイッターを開く。
僕には残念ながらネタツイートをする余裕は無かった。
難化の文字を見て不安になりたくなかったし、違う解答の方がマジョリティだったら一気にやる気を無くしかねないからね
このような雑念は消し去るべきだ。今もTwitterはほとんど見ないようにしている。
でもやはり、「今年の地歴のビニール、相変わらず難化してたはwwwww」とか
どうせ今年はパンダで騒ぐんだろなww🐼
ってツイートしたかったけど、毎年見飽きてるしな。
とか思いながら、淡々とブログを書いてる。
長くなってしまったので、行きます。
世界史91
国語161(50-39-30-42)
英語158
リス38
Σ408.8/500(81.8%)
はい。こんな感じでした。僕の自己採点”だけ”が気になって開いた人はここでブラウザバックしてくださいね、はいさようならーーー。
センター試験を踏まえて。
本命はここだ。
ありがとう。これを見てくれてる、ってことは、「ただ俺の点数が気になってる人」じゃないってことだから、改めて感謝する。
国立勢、お疲れ様。二日間。ほんとにしんどいよな。マジでお疲れ。
さて、本当に見てほしいのはここだ。
採点は、東進と駿台の両方を見てやったから、この数値で間違いないだろう。
今から一科目ずつ、ストーリーを踏まえて振り返っていく。そんなの興味ないよ、っていう人は最後のとこだけでも見てってくれ。
各科目の振り返り。
・世界史
現役89→二浪91/100
まさかの「自己ベスト」よね。フラグやん!「過去問25年解いたけど、結局90点一回しか取れなくて、、」みたいなこと言ってたけど、本番取れたよ!しかも最高記録だよ。嬉しい。
振り返るけどね、結局、サッチャーは保守党だったし、アギナルドはフィリピン共和国を作ってくれてた。でも、ファーティマ朝の成立は、10世紀だった、、、ミスってました。笑
あと、他の部分で2問ミスった。
吟遊詩人は恋愛じゃなくて武勲詩やろ、って思って「モネはスペインの画家」を選んだけど、モネはフランスの画家でした。そこか、、。
あと、デカン高原の場所が南インドだったとは...。インド中央だろ!って思って×にしたんだけど、違った。正確には南まで範囲があった。バクトリアの首都はクテシフォン、に消去法で賭けたんだけどな、、裏に潜んだ地図問題に注意します。悔しいね、、
これだけだ。あとは確信をもって正解を選べたから間違いない、よくできた。
ホントに、よくやった。
少し聞いてほしいんだけど、
実は、俺は小学生の時からずっと「理系」として生きてきて、工学や医療系を目指してました。
でも、理系の物理や化学、数学IIIなど、正直自分はそんなに好きじゃ無かったって事がわかったし、周りのレベルの高さについていけなくて嫌になった。
だから、限界を感じて高3になってから「文転」したんよね。
でも、
この二年間で、世界史を選択したことを、「後悔しなかった日」は無かった。
要するに、世界史が"大キライ"だった。
いっつも、「オレ世界史より数学の方が得意なんだけどな...」とか思いながら、”ガチ独学”で、”イチから”、いや、素質を入れたら”ゼロから”世界史を学び、日々挑んでいた。
そんな中で、今日初めて「世界史が数学を超えた瞬間」だった。
これでようやく、本当の意味で「世界史に自信が持てる」。そんじょそこらの私文と違うのはここだね、俺は一歩ずつ、確かに、ここまでやってきた。
思い入れが違う。ポケモンでいうと「最初の三匹」。相棒として今日までやってこれたんよ。そいつが昨日、最終進化した感じだ。笑
後ろ向きにならず、進んでいくね。本当に良かった。
・国語
現役131→二浪161/200
予想通り、割と点数が取れていた。実はこれも「自己ベスト」。現役の時は漢文5点でΣ130でした。こいつの事故のせいで旧帝は諦めた。笑
でも、古文が一番悪かったのはショックだな、、俺の一番の得意科目なんだけど。同日、現役で9割切ったことなかった記録を、今回破っちまった。
まぁでも、総合的によかったから許そう。基礎はどうやらできてるみたいだ。現代文の伸びも嬉しい。今年、かなりチカラを入れてたからね。
・英語
現役163→二浪158/200
これも、おもしろいよね。ストーリーがあって良いよ。「自己最低点」を取っちまったよ!笑
正直、もっと死んだと思ってた。140くらいだろうな~って思ってたけど、ラスト10分で解いた文法と大問4は、耐えた。焦りまくってクソみたいなミスしてたけど、ガッツリは取りこぼさなかった。
そしてやっぱ、長文で2問ミスってた。あんなに悩んでたけど、結局×だったなら、15分「溶かす」んじゃなくて、間違ってても自分の選択を「信じて」次に進んだ方が、総合的な結果はもっとよかったかもしれない。
人生でベスト3に入るんじゃないかってくらいパニックになったもん。笑
そう思うと、そのシミュレーションが今できてよかった。
エッセンスをまとめると、
①自分の記録を”ハードル”にしないこと
②不安でも自分の「確かな勘」を信じること
③ミスっても総合点を上げて行こう、のマインドで切り替えて次進む
何言ってるかわかんない人は、僕の英語試験時の話まで戻ってみてね。
これは、本番の早大入試で活かせる。ここで失敗しといて、本当に良かった。
冷静になってたらできた問題はいくつもあったし、きっともっといい結果はとれたと思う。
やはりTwitterを見ると俺より全然できている人はいるけど、そういう奴らのマウントツイは全部無視るし、
そんな”数字”よりもっといい"経験"ができたから、それを自信に変えて次に進みます。
リスニングは知らん、40切りたくなかったけど、まぁ事故んなかっただけマシだ、耐え。早稲田に影響ないしね。笑
この結果を踏まえて、次、何するか。
ぶっちゃけ、俺としては「歴史がしっかりとれたから良かった。」って感じだ。肩の荷が下りたね。
でも、ここでフワ~っと息抜けちゃうのはいけないよね。まぁ言うても今このブログ書いてんのは18:00だし、今日は疲れからか夕方に起きたんですけどもね!笑
そして「一喜一憂」は、絶対にダメだと思う。
現役の時俺は、センターでうまくいかなかくて、もう第一志望諦めて浪人しよ、、、とか思ってたけど、それはダメだ。このツイートを見て思い出せ。
多浪の戯言、反響があって想定外です…
— 今年失敗したら出家 (@ren_wsd) 2020年1月16日
今諦めかけてる人に言いたいのは、来世の自分に期待するな、ってこと。
去年は「二浪したら全部リセットして心機一転」とか思ってたけど、思ってたより何も変わらなかった。
イマ全力を尽くすことだけに専念して、最後まで諦めないで。
なんか恥ずいので寝るわ
来世の自分に期待するな。どうせ浪人しても成績はあまり変わらん。今の自分を信じてつっこめ。第一志望は下げなくていい、目指して、全力を尽くせ。
そして、二浪して旧帝から私文志望になったウソみたいなお話の二浪ワイについてだが、センターを受けてよかった、いろいろ学んだ。
世界史は「初めて自分に自信が持てた」し、英語は「今ここで失敗しておいてよかった」って思ってるし、対処法も学んだ。
間違いはもう昨日のうちに見直したから、今日からは早稲田の演習1本に絞ってやっていく。
特に世界史。何度も言うようだけど、本当に自信になった。逆に、今まで自信が無さすぎた。
「俺なんてセンターレベルも9割乗らないし、早稲田なんて絶対に無理だ」ってマジで毎日辛い思いしながら進んできた。
過去問を25年もやったのに「1回も」目標点に届かなかったという"絶望"。これが本番前日まで続くと考えたら本当に、メンタルの痛みエゲツないよ。
それでも自分の中にある"希望"を信じ続けた。
成功した理由は間違いなく、最後まで諦めないで復習しまくって、そして何より"自分を信じた"から。
最後の最後で自己ベストと叩き出し、「挑戦する資格」を得ることが出来た。
大野さんに誓った通り、全力を出し切れた。
それを自信に変えて、頑張ります。
Twitter見てると、出来の良い結果を「ほめて!」といわんばかりに飄々とした顔でツイートしてるクソガキ、逆に、できなくて「3浪確定や...」とか、「死にたい」みたいなツイートしてる人、いっぱいいた。
俺はツイートしないよ、みんなの気持ちを害しちゃうから、これを見てくれた人だけに、応援メッセと共に伝えるよ。
大丈夫、やれるよ。俺もやれる、きっとみんな「できる」、大丈夫。
こうやって今文字を打って、自分の心も同時に安心させてる。笑
大丈夫だ。他者の成功を妬むな。こころから「おめでとう」って言ってやれ。そしたら自分にも幸運が回ってくるハズだ。そして、これから先の「不確かな未来」について、”今”ツイートしてもおもんないだろ?明日の己のことは、明日の己にしかわからない。
良くも悪くも、最後まで気抜かずに信じてこうぜ。俺は、まっすぐに走っていくよ。
では、みんなお疲れさま。
明日から、また「いつも通り」で頑張っていこうな。少なくとも、その足”だけは”止めるなよ。
『PRAYING RUN』。祈るように走っていけ。