仮面二浪の早稲田受験記

仮面二浪の早稲田合格記

これは、仮面失敗残留留年の二浪が、早稲田大学に逆転合格し、夢を叶える物語。

1/24 (82) スランプが訪れた「幸運な」キミへ。

 

こんにちは、蓮です。

 

前回に引き続き、また短い感じの記事です。

 

ブログを書く時間がなかなか取れないので、この先もおそらくこんな感じになります、どうぞ気楽に見ていってください。。

 

 

今回はちょっとしたスランプ脱却法について書きました。

 

勉強のみならず、日常生活にも当てはまる部分があるかもしれません。

 

僕は別に何も成し遂げてないので何の説得力もありませんが、一応、気づいたことをここに書いていこうと思います。

 

 

今、絶賛スランプ中だ。

 

人間、スランプに陥る最大の原因は、

 

「自分がわからなくなる」

 

からだと思う。

 

わかりやすくいうと、

 

「自分が何者なのか、自分はいったい何ができるのか、そしてこんな自分でもこの先に明るい未来を手に入れられるのか」

 

これらがわからなくなった瞬間に”スランプ”はやってくると思う。

 

受験生なんかは特に、過去問が目標通りの点数が取れなかった瞬間に、「俺は今まで何をやってきたんだ」って落ち込んで、そのままずるずる引きずってしまうパターンがよくある。

 

現に自分もそうだった。

 

他の要因だってそうだ、自分は成人式や同窓会に行けなくて、家で一人センターの対策をしていたとき、メンタル面でスランプがやってきた。

 

「オレはいったい何者なのか。こんな人生に意味はあるのか」

 

また、青学の友人と会ったとき、昨日の記事だってそうだ、

 

「俺のこの道は正しいのか、これでいいのか、」

 

これらは常に、「自己が揺らいだ瞬間に起こりうる」と推測する。

 

帰納法みたいな証明しかできなくて申し訳ないが、、、。

 

 

要するに、今まで自分が信じてきたものが急に崩壊したときに、自分って壊れてしまうんだよね。

 

急に自己を揺るがす外的要因がやってきて、自分をいつの間にか見失ってしまう。

 

自分のことだから、答えは他人にはわからない。

 

他人の意見をたくさん取り入れて解決しようとするも、それらはすべてどこか「他人の話」であって、自分にヒットして解決できるような速攻性のあるものではなかった。

 

 

研究者でもないので大したことは言えないが、長くなってしまったので結論から言おう。

 

その答えは、

 

「昔の自分を思い出す」

 

というものだ。

 

人間、前ばかり見ているから、先が見えなくなると不安になり、歩いてきた道も信じられなくなる。

 

過去につけてきた自分の足跡も見えなくなって、自分の現在地点がわからなくなり、どこか遠い場所に来てしまった、異世界に飛ばされたような感じがしてしまう。

 

そこで大事にしてもらいたいのは、

 

「今まで自分が歩いてきた道、足跡を改めて再確認する」

 

という作業だ。

 

僕の場合は、センターのパニックがあって、最近英文が少しでも読めないとパニックになってしまうような体になってしまった。

 

過去問やっても全然目標点に届かない。「またか、、、」って感じだよ。

 

そんで宅浪だから、そこから伸びるための解決策を「自分で」模索しなくてなならない。

 

わかるか?この恐怖感が。

 

落ちたらもう俺は終わりなんだ。

 

もう次なんて無いんだよ。

 

言うならば崖際。

 

もうこの先は「成功」か「失敗」しかなくて、

 

崖から落ちたら:「死」

 

今勉強を全部放棄したら簡単に〇ねるよ、

 

でも生きたい、ここまできたならば成功させたい、

 

そうだとしたら、放棄しちゃ、いけないよね。

 

なんとしてでも生にしがみついて、貪欲に「生き」なければならない。

 

だから、「成功」の方に舵を切るために、次なる方向を決めていく。

 

そして、これは”命が乗った天秤”だ、「次の一手」は非常に慎重に選ばなくてなならない。

 

でも、それが本当に「正しい解決策」であるか、「やって意味があるのか」はわからない。

 

だって聞く相手がいないんだ。先生もいない、全部俺一人で何とかしなきゃいけない。

 

できないと「もう無理」ってなって当たり前だよ、本当に精神的プレッシャーがやばい

 

もう残された時間は無い、無駄な道なんて進んでられない。

 

何としてでも、最短ルートで、正しい方向へ、、、。

 

いちいちツイートとかしないけどさ、中では自我が崩壊するレベルで本当にしんどいのさ。

 

乱暴な言葉でいえば、もう〇にたい。

 

メンヘラみたいでちょっと引くけどさ、ガチなんよこれ。

 

宅浪の地獄さって、自分を信じられなくなったときに波が襲ってくるこの恐怖感、だと思う。

 

それを己のチカラ一人で乗り越えなくちゃいけない。

 

それも時に急かされて、

 

命の重さを測るために、一つの方法を選んで信じなくちゃいけないんだ。

 

 

もうどうしろってんだ。

 

 

とかって不満ばっか言っててもしかたないよね、すまん。

 

 

もう頭の中おかしんだよ俺は。

 

狂った状態でも進む、

 

千鳥足でも前に進めば成功に近づくと信じるしかない。

 

狂った頭で根気強く分析した結果、自分は今までバイブルみたいにやってきた本たちを、センター本番前だから、という理由でやっていなかった、って気づいたんよね。

 

過去問中心になりすぎてたからその出来1つで精神が大きく揺るがされていたのだろう。

 

だから、今まで毎日やってきていたパス単、語法1000、速単等を、改めて復習してみたんよね。

 

そしたらさ、気づいたんよ。

 

オレ、めっちゃよくここまで歩いてきたな、、

 

って。

 

参考書を開くと、そこには✖印や、やった日付とかがたくさん書いてあって、それと同時に、9月10月の情景とかを思い出すんよね。

 

 

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図書館行って頑張ったな、とか、あの時は先が見えなくて不安だったけど、今はもう結果もわかってきたし、参考書も終えられたし、あと少しで受験終わるんだな、とかって思い出せるんよね。

 

そうやって昔のことを思い出したことによって、自分の今までの軌跡(足跡)が見えてきて。

 

今いる現在地が明確になった。

 

それでちょっとした安心感を得られたよ。

 

本質的解決にはなってないけどね。

 

これが「正しい」かどうかなんて知らないけどさ。

 

 

スランプが来るのは当然だ。

 

なぜなら、以前より次の段階に来ていて、難しいことをやっているから。

 

だから、来て”当然”なんよね。それにビビってもいけないし、自分に罪悪感やふがいなさを感じる必要もない。

 

 

受験以外のことでも当てはまると思うけど、自分を見失った際は、「過去の自分を思い出せるようなトリガーに触れる」ことをやってみてほしい。

 

曲とかでもいい。昔よく聞いてた曲とか。

 

写真とか、日記とか、

 

とにかく足跡を思い出させてくれるようなものに触れることが大事。

 

そうすると、さっきまで見えなくて不安だった足跡と軌跡が見えてくるから。

 

 

でもスランプなのは変わりなくて。

 

相変わらず先は暗い。未来は真っ暗だ。

 

そんな時に一歩踏み出す勇気になってくれるのは、

 

俺は「明るい未来じゃない」と思うんよね。

 

だって、結末がわかってて、先の未来がわかってて、結果もわかりきってるような未来に何の面白さも感じないし、つまらないよね。

 

きっと、未来が”見えて”いても、不安を解消してくれる要因にはならないと思う。

 

絶対に、

 

自分を勇気づけてくれるものは、

 

未来

 

ではなくて、

 

過去

 

だと思う。

 

今ここにくるまでに歩いてきた道のり、距離、足跡。

 

それらが全部自分の自信になって返ってくることを実感できるはずだ。

 

そういうのが何もない人はこれから作っていけばよい。

 

俺なんて人間関係でいったら本当に底辺だから足跡も何もない。大学受かったとして入ってからのこと、未来はすごく心配だ。

 

そういう人は、明日から、今から、歩んでいけばいいよ。俺もそうするから。

 

 

今いる自分は過去の自分のおかげなんだ、って。

 

 

「過去自体」は変えることはできないけど、

 

「過去の意味」は変えることが出来る

 

って信じて。

 

ぜひ自分の足跡を思い出して、自分に自信を持ってほしい。

 

 

速単やってて思わず書きたくなったから書いたよ。では、勉強に戻るね。

 

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