仮面二浪の早稲田受験記

仮面二浪の早稲田合格記

これは、仮面失敗残留留年の二浪が、早稲田大学に逆転合格し、夢を叶える物語。

2/4 (93) 「320日前の僕」から「今日の僕」へ。

 

こんにちは、蓮です。

 

コロナウイルスが流行ってて、怖いですね、、、

 

2020年2月4日現在、世間が騒がしい中、ついに本番の「受験」シーズンですし、今までで一番「重い」季節になりましたね、、、

 

 

そして、もう受験始まってる人もいるそうですね、、

 

Twitterで見たところ、日大、理科大上智、関西では立命など、色々受けてる方が多かったです。

 

頑張ってください!僕は2/14からなので、出番はまだですね。笑

 

 

あと、2/1~5といったら「中学受験」ですよね!

 

なんか最近ですね、中学受験の記事のアクセスが増えたので、気になる方もいるんだろうなぁ、って思いました。

 

見てくれてるのは、おそらく、親御さんの層だと思います。「受験ブログを見て情報収集してます!」って方とか、よく聞きますしね。

 

一応、中受の記事貼っときますね、だいぶ過去に書いたやつです。笑

 

でもなんかすみません、ブログ始めたてに書いたこんなテキトーな記事でガッカリさせちゃったかもしれないです、、

 

中受に関する記事は僕の受験が終わり次第、しっかり書こうと思います!

 

 

今回は些細なことですが、久しぶりにブログを書いていこうと思います。

 

「直前期のメンタル」の話ですね。

 

では、、、

 

 

 

早大本番まで、「残り10日」になりました。

 

 

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この数字を見たら、「もう時間がない!」って焦っていたかもしれない。

 

 

去年の自分なら。

 

 

しかし今は、驚くほど冷静だ。

 

例えるなら、「波紋1つない水面のよう」である。

 

風が吹いてもブレない、程ではないが、

 

柔よく剛を制す、というか、

 

不安の波が襲ってきても、全く動じないメンタルになった。

 

不安になったところで結果には何のプラスの影響もないし、勝手に病んで勉強できなくなるのはむしろマイナスだ。

 

妄想、現実逃避も、僕にとっては「本当のリラックス」にはならない。

 

そんなことに耽っても「時間を食ってしまった」と後悔する、正直不必要なのだ。

 

 

受験生が何より辛いのは、真の意味で「息抜き」と言えるものが無いことだ。

 

そこにはいつだって緊張感があって、

 

不安、

 

逃避願望、

 

諦め。

 

そして毎秒毎秒、「選択」を強いられている。

 

 

受験は、一見地味で、つまらなそう、大したことなさそうに見えるかもしれない。

 

「学歴コンプ」とかいう雑なくくりでまとめられて、蔑称されることだって少なくない。

 

しかし僕は、この二年間、いや、十年間におよぶ"受験生活"において、

 

受験とは、そんな一口で語れるものではない、と身をもって実感した。

 

 

僕の出身が平凡な街であり、身近に受験経験をした人が少なかったがゆえに、

 

「受験」というカテゴリに、幼くして飛び込むのはハードであり、その道は一層マイノリティなものであった。

 

当時の僕は何も知らず、ひたすら、ガムシャラにやるしかなかった。

 

しかし大学受験を終え、そこから仮面浪人として二年間浪人生活を経た中で、

 

ようやく「受験」という概念が何であるか、掴めたような気がする。

 

 

 

受験勉強の世界に飛び込み、そこからひたすら信じ続けてやってきて、

 

その道中で「失った経験」は数知れない。

 

かといって、その道で「見つけたもの」も、たいして得られなかった。

 

 

正直「受験」の道は、実に"空虚"だった。

 

 

結局、この道は間違いだったのかな?

 

なんて、思ってしまう瞬間が何度もあった。

 

 

受験の道を選んだ結果、クソハードで、しんどくて、エキサイティングじゃないむしろつまらないし、何だこの人生、って思うことが何度もあったけど、

 

今は、それらの感情は全て昇華され、自分の血肉になっているような感じがする。

 

わかりづらいだろうから、

 

ここはひとつ、受験を「物語」に例えて語っていこうと思う。

 

 

 

20歳になり、精神的に成長したからこそ、「気づけた」のかもしれない。

 

多浪はよくない、と言われているが、

 

幼かったころに気づけなかったことを、改めてその道をもう一度歩くことで見つけられる、

 

そんな良い点もあったのかもしれない。

 

 

この物語の(一旦の)「最終ゴール」は「志望校合格」だ。

 

 

道中で様々な敵に会った、

 

クソ強い敵、

 

毒、やけどの状態異常、

 

暗闇、光、

 

途中で出会った仲間、

 

途中で別れた仲間、

 

孤独、

 

傾斜、

 

分岐点。

 

しかも毎日、止まらず、進まないといけない。

 

人間の機能上、一度身に着けた知識も、毎日「維持」しないと、

 

全て「忘却」され、水のように流れて消えていく。

 

進行方向と反対に進むロードを前に、前に、

 

それも、昨日よりスピードを上げて、歩幅大目に進まないと、「成長」は生まれない。

 

その場で永遠に足踏みし続ける残酷さだってある。

 

「浪人しても伸びない」とは、そういうことだ。

 

 

そしてやはり、

 

決してこのルートは、「平坦な道のり」ではなかった。

 

小学校の文集で見つけた、

 

「この先の人生は決して平坦な道のりでは無いだろう」

 

という言葉がまだ胸に残っているが、まさにその通りだった。

 

 

それを、受験を通じて実感することが出来た。

 

傍から見れば、「まだ受験に拘泥してるの?」

 

と思われるかもしれない。

 

でも、こんな「遠回り」の中でも、

 

面白くはないけど、「普通の人生」を生きるより、100倍刺激的で、アツい経験が出来た。

 

 

人生ハードモードも、悪くないかな。

 

 

受験ロードも最終章に突入した。

 

もうゴールラインがうっすらと見えてきた。

 

しかし、さすが最終章だ。

 

今までのステージとは"桁違い"だ。

 

敵は依然としてクソ強いままだし、

 

俺の使える技はまだ初期魔法しかできない。

 

天変地異、暗闇も一層深くなり、向かい風も風速が増している。

 

でもそんな僕に、今できることは、たったひとつだけ。

 

地味かもしれないけど、

 

 

「淡々と筆を執り、澄んだ水面のようなメンタルで日々進むだけ。」

 

 

こんな”初期魔法”しか僕は使えないけど、

 

「今までこの魔法だけで進んでこれた」という事実が、今では自信となっている。

 

 

壁が見つかれば、改善、焦らず少しずつ成長。

 

僕のこの技名は「初期魔法」だけど、「初期魔法lv.99」かもしれない。

 

実は色んなワザを吸収していて最後はとんでもない必殺技に変わるかもしれない。

 

でも、その結果は蓋をあけてみないとわからないんだ。

 

「合格」か「不合格」か。

 

僕の磨き続けたこの剣、魔法は、果たしてlv.99に到達していたのか。

 

その時になって、初めてわかるのだ。

 

だから今、「受かるのかな?」とか、「落ちたらどうしよう」とか、考えても答えは出ないから、そういった感情は全て捨てていく必要がある。

 

今自分にできることは、

 

 

「雑念を捨て、淡々と、自分を信じ続けることだけ。」

 

 

 

 

やはり「平凡じゃない」今日だ。

 

少し傷つくことがあった。

 

でも、全部受け流せる、というか。

 

それも、過剰にポジティブでなく、ネガティブでもなく、

 

本当に、

 

平然とした。

 

動じない。「静」のメンタルで。

 

少しずつ、進んで行くのだ。

 

 

受験ロードは最終章に突入しました。

 

今自分にできることを精一杯、やっていきたいと思います。

 

 

 

最後に。

 

実はこのブログ、もうとっくに100記事超えてるんですよね。笑

 

なんと、僕が初めて「プロフィール」のブログを書いてから「約320日」が経ちました。

 

いつも、「受験までの残り日数」ばかり気にしてしまって、「あと〇日しかないのか、、」と、ストレスを抱えがちになってしまうんですけど、

 

「もう今日で”320日も”止まらずに進み続けてこれたんだ」

 

って思うと、少しだけポジティブになれる気がします。

 

 

「残り日数」ではなく、「進んできた日数」を自信に変えて日々、また少しずつ進んでいこうと思います。

 

 

あと、正直、このブログがこんなに長続きするとは思いませんでした

 

読者の方々に、改めて感謝したいと思います。

 

ありがとうございました。

 

 

最後しっかりハッピーエンドに終えられるように、①諦めず②下を見ず③自分を信じていこうと思います。

 

この3点が「何だ?」って方は以下の記事を是非一読ください!長いので時間がある時にでも!

 

 

では、また!

 

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