仮面二浪の早稲田受験記

仮面二浪の早稲田合格記

これは、仮面失敗残留留年の二浪が、早稲田大学に逆転合格し、夢を叶える物語。

1/13 (71) 二浪は成人式に行くべきか? 僕は、行かなかった。いや、「行けなかった」のだ。

 

こんにちは、蓮です。

 

 

このリンクを開いてくれた方だけに話そうかな。見てくれてありがとう。

 

 

さて、

 

今の気持ちをばーーっと語っていこうか。

 

ストレスや不安を感じたらブログにぶつけるようにしてメンタルを維持しているのでね。

 

完全に愚痴ばっかだし、長いけど、よかったら読んでくれ。。。

 

 

 

 

 

 

 

Twitterで成人式関連の愚痴ツイばっかしてて見苦しいと思うけど、これを読んでくれてる方には、この「コンプレックス」の部分について、もっと深く話していこうと思う。読んでくれてありがとう。

 

 

前提として、僕は「成人式に行けてないこと」に後悔しているわけではない。

 

 

愚痴ツイばっかみてたら、この子かわいそうな子ね、、って見えると思うけど、その裏には僕の”人生単位”の膨大なコンプレックスが存在する。

 

 

それをツイートじゃ語り切れないし、愚痴ばっかの不快な絵面になてしまうから、ここに改めて書こうと思う。

 

 

そういいのを見てもなんとも思わないよ、って方だけ、以下読んでほしい。そうじゃない人は不快になるだけだから読まない方がいいよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまで見てくれてる、ってことは、見てもいいよ、って優しい方だけだと思うね。これで安心して愚痴を書いてもよさそうだ。

 

文字数とか気にしないで、編集無しで書いてくよ。長いかもしれないから、飽きたら読むの辞めていいですよ、

 

では、行きます。

 

 

 

 

 

 

 

「20歳」を迎えた今。

 

 

Twitterでは公言していないが、20歳を迎え、「あぁ、俺はもう”成人”なのか、、」と改めて「実感」する。

 

 

いや、本当の意味で「実感」などしていないのだ。

 

 

ただ、「齢20を超えた」という1つの「概念」を自覚しただけだ。

 

 

なにも、「実感」がわかない。

 

 

年を越した瞬間も、ただ淡々と勉強をしていた。紅白も、年末番組も、除夜の鐘も一切見ない正月は初めてだった。

 

 

「こんな未来」だったのか...? あの時描いていた「成人」は、これっぽっちのものだったのか、、、?

 

 

僕の回顧録と共に、改めて気持ちを整理しようと思う。長いですけど、どうかお付き合いください。

 

 

 

 

①僕が招待状を破った理由

 

 

先日、こんなツイートをした。

 

 

 

 

正直、炎上するかもな、って思ったけど、炎上しなくてよかった。僕のフォロワーさんんはちゃんと「ネタ」を分かってくれる人が多くて安心した。

 

でも、「ネタ」と一口に言っても、その裏には文字通り、僕の「覚悟」が存在する。

 

 

この招待状を破ったら、もう二度と成人式には行けないからね。異常な事態だよ

 

 

その、「覚悟」について、語ろうか。

 

 

こんなツイートをしたけど、 これは、「今まで招待状を捨てきれなかった自分がいる」ということも、同時に表している。

 

貰った瞬間、捨てようと思った。でも、捨てられなかった。心の底ではどこか行きたい気持ちがあったからだ。

 

 

自分だって、一般の人が送っているような通過儀礼をきちんと済ませたい、という願望があったのだ。

 

だから、捨てきれなかった。

 

でもね、こんな生半可な気持ちだと、きっと「行かなかった」という選択に後悔する、と思った。

 

だから、招待状を破ることで、「行けない」という状態を作り出したのだ。

 

そうすることで、自分を認めてやりたかったんだと思う。

 

結果、今成人式に行けてないこと自体は、そんな重く考えることは無くなった。

 

でも、特にコンプレックスの無い方は成人式や同窓会には行った方がいいと思いますよ、やはり「行かない」より「行った」方がいいですからね。

 

以上で僕のあの奇怪なツイートの説明は終わりとして、ここから僕が成人式に行かない理由と、そのコンプについて掘り下げようと思う。

 

 

そもそも、破ってなくても行かなかったと思う。

 

なぜなら、①僕は横浜に「友人が一切いない」し、「特別な縁も無い」から。

 

 

悲しいね。ぼっちで成人式行くのは余計虚しいだろうし、結局行かない選択をしていたと思うよ。

 

詳しく話すと、僕は中学受験を経て、横浜の中高一貫を受けて、小学校卒業と同時にこっちに引っ越してきたんよね。

 

それまでは、千葉の田舎に住んでいた。僕の思い出は、すべてそこに置いてきたのだ。

 

 

だから、ぶっちゃけ横浜自体に思い入れは一切ないし、横浜市歌なんて全く知らない。どうやら今日の式で市歌を斉唱したようだ。行かなくてよかった。どうせ疎外感を感じたろうからね。

 

 

あと、これは中高一貫特有だけど、③「中学校同期のイベント的なヤツに興じる必要もなかった」んよね。

 

でもね、ぶっちゃけ千葉県の方の成人式に行けないかな?ってずっと考えてた。

 

仲いい小学校の友人達に会えるし、その方が横浜でやるより楽しいからね。

 

でも、あいにく千葉の成人式は、中学校のグループでお祝いするみたいだから、僕みたいな「仲間外れ」は参加できなかった

 

 

悔しいね。なんのために中学受験したんだろ。こんな未来になるなら、しなきゃよかった。

 

 

というわけで、僕が成人式に行かない理由としては、

 

①招待状を破ることでそもそも「行けない」状態を作った

横浜自体に思い入れが一切ないから

中高一貫卒なので、中学の集まり自体がないから行く必要がない

 

 この3つになります。まともな人生を送ってたら、喜んで行ってたろうにね。悲しいよ。

 

 

 

 

②「出席率90%」の高校の同窓会にも行かない理由。

 

 

どう?ついてこれてる?

 

いつもツイートでは、フォロワーさんの気を悪くしないように明るくしてますけどね、自分をさらせばこんな弱いヤツですよ。おまけに愚痴言ってばっかだしね。

 

ごめんなさいね。でもここに書くとスッキリするんだ、気持ちに整理がついた気がして。だから遠慮なく書いていくよ。

 

 

さて、今度は高校の同窓会の話をしようか。

 

 

11月くらいに、高校の同窓会のお誘いメールが来た。

 

ぶっちゃけ、僕宛には連絡来ないと思ってた。なんなら、「同窓会の連絡すらこない二浪、、、ぴえん。」とかってネタにしてやろうと思った。

 

 

でも、来ちまった。予想外だ。

 

 

結局はね、「未回答」にした。後で知ったのだが、この同窓会の出席率は全クラス総合して90%を超えていた

 

 

逆に、同窓会に来ない人は、あからさまに浮き彫りになっていたのだ。ほとんどが「二浪の道に進んだ勇者だけ」であった。まるで、それが恥ずかしいことであるかのように、出席者名簿は語っていた

 

 

こんな「出席当たり前」の同窓会に、僕が行かない理由としては、

 

「学歴自慢大会になるってわかってたから」です。

 

僕の中高は、ありがたいことに偏差値が高めの進学校に入れたので、もちろん全員が大学に進学するし、内訳は東京一工、医学部も一定数いるし、そこに落ちても早慶にはひっかかっている。少なくとも僕の周りの人間は。

 

(↑校内全員というわけではなく、あくまでも僕と同じレッスンの狭い範囲の限られた方々です、大した高校ではないですけど)

 

「あいつどこ大行ったん?ふーん、そーなんだー。」こういう空気も大っ嫌い

 

うちの学校は特殊で、6年間レベル別レッスン制なんですけど、同級生同士で「競争」してきた人達だから、優劣をつけたいんだろうね。

 

言ってしまえば、この学校は受サロみたいなもんで、「MARCHは低学歴」の扱いだった。現役でMARCHに受かってても、浪人してもっと上を目指す人がほとんどだ、と言えばわかりやすいだろう。

 

僕もそうだった。もともと旧帝志望で、早稲田含め、まさか私立文系に行くなんて全く考えてなかった

 

結果的に、旧帝、早慶全落ちして、センター利用で抑えた青学国政に進学することになったが、僕としてはコンプレックスでいっぱいだった

 

目標を成し遂げられずに、自分に嘘をついて生きる羽目になるんだろうな、って悟ってしまったから。

 

順当に、浪人は許されてなかったから、仕方なく進学した。

 

 

青学入ってからて知ったけどね、知り合いで青学に(一般で)進学した人は僕含め「2人」しかいなかった。(もう一人は東大落ち、今は青学に馴染めず辞めている)

 

さっきも言ったけど、現役でMARCHに行くくらいなら浪人してもっと上を目指す、ってやつばっかだからだ。

 

結果的に、彼らは軒並みいいとこ受かってるし、俺も純浪すればよかった、って思ってるけどね。

 

今は仮面浪人して私文目指しててさ、意味わかんないけど。

 

 

俺の実体験から言うけど、勉強しかしてこなかった陰キャラくんはね、「勉強面で成就することでしか自分を肯定できない」んだよ。

 

ほかの面でカバーしようとしたってね、特に中高一貫なら、もうとっくに一般人に「青春ビハインド」取ってる。もう負けてるんだ。

 

だから、せめて学歴だけでも、自分を認めてあげられないと、そこには何も残らない。「次のステージ」に行けないのだ。醜い生き物だね。

 

 

6年間男子校進学校から受験に失敗した「受験事故」くんはこんなにも悲惨だよ。

 

 

長くなったが、高校の同窓会に行かない理由としては、「僕よりいいとこ受かったやつばっかで、こいつらの自慢を聴いて劣等感を増長させたくなかったから」だ。

 

 

2つ目としては、「再会して群れる必要が無いから」だ。

 

なんであんな会いたくもないやつらにわざわざ再び会わなきゃいけないの?思い出したくもないことばかり思い出させる。

 

そんな雑念、僕の二浪受験には一切いらないし、むしろマイナスだ。

 

 

お世話になった先生には感謝の気持ちを伝えたかったが、「青学楽しい?」って聞かれたら、苦笑いで「たのしいです... 」って言うしかない

これがまた嫌なのだ。本当は全く楽しくなんかないから、仮面浪人なんかしてるんだしさ。

 

調査書等で毎年迷惑かけてしまった担任には、僕が晴れて合格したら、個別に挨拶しに行こうと思う。わざわざ同窓会で言わなくてもね

 

 

結局は、個人的に本当に気の合う友人達を集めて、友人だけで「同窓会」なるものをやれれば充分だって思ってる。

 

その方が楽しいし、気兼ねなく、等身大で話せるからね。受験が全部終わったら、やりたいと思う。

 

今はただ、目の前のことに集中します。

 

以上、理由としては3点、

 

①「学歴自慢大会」で劣等感を感じるから

②いらない思い出話が受験に不要の雑念を生むから

③仲いい友人とだけで祝った方が楽しいから

 

 です。こんなこと書くとね、「協調性ない学歴コンプ君、、」って感じだけど、ぶっちゃけ本音です。あーTwitterに載せたら炎上しそう。笑

 

 

 

 

③でも、小学校の同窓会には行きたかった。。

 

 

1月に入ってからなぜか、小学校時代のことを思い出す時間が増えた。

 

 

日々単調で変化の無い生活を送る宅浪生にとって、唯一の「現実逃避」手段は、昔の記憶にすがることしかできないのだ。

 

 

この小学生時代は、はっきり言って僕の「全盛期」でもあった。

 

 小学生時代が全盛期、なんて言ったらすごくダサい気がするけど、僕は中学受験を始めて以降、そこからの世界は思い描いていた未来の軌跡とはだいぶ曲がったものになってしまった

 

どこか、「汚れたレンズで世界を見ている」ような。あの頃のクリアな世界とは違って、視野狭窄になり、偏屈な角度でしか物事をとらえられなくなってしまったのだ。

 

 

だから、昔の思い出に浸り、今を「なかったこと」にする。

 

 

そんなことが、今の僕の束の間の「愉しみ」なのだ。

 

 

さっきの成人式のくだりでも語ったが、僕は正直、「横浜より、千葉の同窓会・成人式に行きたかった」のだ。

 

だから一層、そのチャンスは逃したくなかった。

 

 

ありがたいことに、リア垢のTwitterを経由して小学校同期と繋がり、12月、小学校の同窓会のお誘いが来た。

 

日程は未定だったけど、僕は迷わず参加希望を選択した

 

 

「成人式に行けなくても、昔の友人に会えれば充分だ!!中学受験で離ればなれになってしまったけど、思い出話は沢山用意してきた!だから、高校同窓会は行けなくとも、地元の同窓会には行きたい!!」

 

 

 

そう思っていた。

 

 

 

しかし、運命はどこまで皮肉なのだろうか。

 

僕は、前世に大きな大罪でも犯したのだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センター試験と重なっていて、「絶対に参加できない日」だったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「英語の試験が終わってからでも間に合わないのか?最悪2万かけたセンターをぶっちして同窓会を選ぼうか??」

 

やれることはなんでもしようと考えた。

 

 

でも結局は絶対に無理だった。日程も変えられなければ、八王子から千葉まで2時間以上かかるから、行くとしても英語の試験は一切受けれないことが確定だった。

 

 

無理だ。

 

 

運命はなんと皮肉なものか。そこまでして僕を追い詰めて楽しいか?本当に死を選んでしまうかもしれん。

 

悔しすぎるだろ。いくら何でも。

 

ここで初めて、自分が二浪の道を選んだことを後悔した。

 

 

ぶっちゃけ、成人式なんてどうでもいいんだ。でも、この地元千葉の同窓会だけは行きたかった。。わかってくれ、これを書いてる今でも心のモヤは晴れていない。

 

 

本当に何とも言えない、誰のせいにもできない、このもどかしさ。

 

マジで鬱なんだ。

 

 

でもね、このままだとただの「不運な子」で終わっちゃうから、このままでは終わらせたくはない。

 

何らかの形で小学校同期に10年ぶりに再開し、報告出来たらそれでいい。

 

中受でグレて、調子に乗って迷惑をかけてしまった小学校の先生にも、いつか謝罪ができれば、それでいい。

 

好きだった子とか、もう顔も忘れたけど、一生もう、それでいい。

 

何らかの形で、「なかったことにした今日」を伝えられるのなら、それでいい

 

 

晴れて早稲田に合格したら、嬉しい土産と共に千葉に帰ろうと思う。

 

だから今は、乗り越えるしかない。

 

なんでまともに成人を祝えないで「耐える」とか「乗り越える」とか言わなきゃなんだろうね。「おめでとう」なのに。

 

悔しいよ。この言葉の重みはきっと、僕にしかわかるまい。

 

 

 

 

「これからの未来」の話をしよう。

 

 

正直、今は辛い。

 

余計な雑念が多すぎるんだ。センター試験はあとすぐ控えてるのに。

 

 

話逸れるけど、皆さんは「2分の1成人式」なるものを経験したことがあるだろうか?

 

結局僕は、「ホンモノ」の成人式を経験できずに一生を終えることになってしまったが、そんなことは置いておいて。

 

 

ちょうど僕が10歳、小学4年生の頃、「将来の夢」を保護者の前で一人ずつ言っていく「2分の1成人式」があった。

 

 

そのころ僕は仮面ライダーに憧れていて、「俳優になりたい」って即決して公言したんですけどね。

 

 

「夢は口に出すと強い」ですけど、はたして僕は「俳優」になれたのだろうか...?

 

 

 

それから10年。

 

 

 

なりたかった俳優に、なれたか...?

 

 

 

 

 

否、何も成し遂げられていない。

 

 

 

やはり、「成人した」という事実に納得がいかない。

 

だって、まだ何も成し遂げてないだろう?

 

 

俺は一体、何を得たというんだ。

 

 

じゃあ僕は一体何なんだ?「何ならできる」んだ?

 

 

 勉強に命をかけてきた、と言えば聞こえはいいが、「勉強しかしてこなかった」人間になってしまった

 

目標も未だに達成できていないし、決して勉強において誇れる人間ではないだろう。

 

恋愛経験もゼロ、恋愛偏差値は「小学生時代のまま」で止まっている。

 

人とまともにコミュニケーションすら取れない

 

 

「普通に生きてきた人」に劣等感を持つような、「偏屈な人間」になってしまったのだ

 

 

 

受験勉強を続けることで、自分に降りかかる年波や現実から「逃げる自分」を正当化し、勉強を続けることで己に「生きる意味」を与え、自分を肯定して生きている。

 

 

 

簡単に言えば、僕は「異常な人間」になってしまったのだ。

 

 

 

 

結局、何も残っていない。

 

成人したからなんだ、未だに何も前に進んでないじゃないか。

 

 

結果主義に陥ったら負けだと思っているが、今は自分を証明する何かが欲しい

 

 

何もない。

 

何ならできる?

 

自分は一体何者なのか?

 

この10年間は、なんだったのか。

 

 

 

自分は一体、何を成し遂げられたんだ。

 

 

でも、悲しいことばかり言っていても、何も前には進まないだろう。

 

結局はポジティブなところに戻ってくる。これが「僕らしさ」なのかもしれないね。

 

 

とりあえず、「成人おめでとう」と、自分に言い聞かせる。何も嬉しくないんだけどね。

 

すべての鬱憤はこのブログに書きつくした。雑念は限りなくゼロに近づいたはずだ。もうこれでよい、あとは受験と闘うだけだ。

 

 

大きな目で見れば、受験の不安なんて、ちっぽけだ。そんなことより、家族の離婚の話のほうが重いし、同窓会に行けない劣等感の方が大きい。

 

 

受験勉強だけしてればいいなんて、なんて幸せなことだろうか?

 

その幸せを噛みしめて、最近は進捗無くてへこたれることばっかだけど、前に進んでいこうと思う。

 

 

とりあえず、センター。

 

同窓会に行けなかった思いをすべてぶち込んでやろうと思います。

 

 

こんなクソ長い愚痴を聞いてくれてありがとう。時間取っちゃってごめんね。あと少し、頑張ろう。

 

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