3/11 エピローグ。合格発表を終えて。
こんにちは、蓮です。
合格発表の記事、見ていただけたでしょうか。。。
「未来の受験生」に向けて書いた感じが強かったですけど、僕がここまで辿り着いた軌跡を見て、来年合格報告をしてくれる人が増えたらいいな、なんて思ってます。
前回の記事は「エンディング」でしたね。
では、今回は「エピローグ」を書いてみようと思います。
え、この前「完結」って言ってなかったっけ??って思ってる人もいると思いますが、
「エピローグ」とは、エンディング後の後日談、ということです。
ジャンプとかで「完結!」ってなっても、その後が気になる~!みたいな漫画、よくあるじゃないですか。笑
だから、ずっと書きたいって思ってました。
率直に、書いていきますね。たいした記事じゃないと思いますが見てってください!
では、、、
※この記事は2/24から書き始めたものです
合格発表後の感想。
2/24現在。
今日の昼12時ごろに、入学手続き書類が家に届きました。
正直、ネットで「合格」の文字を見ても、そっけなさ過ぎてあんまり実感わかなかったんですけど、
書類に「WASEDA University」の文字と校章がたくさん印字されているのを見て、それでようやく
「あぁ、俺ってもう"早大生"になれたんだ、、、」
と実感しました。
やっぱり、今まで「他大生」としてずっと受験勉強してきたので、心の底では、
「早稲田を目指してるけれども、本質的に言えば、俺は早稲田とは全く無縁の"他大生"なんだよなぁ」
っていうモヤモヤした気持ちがやっぱりあったので。
いざ自分が"早大生"として急に認められた、ってなると、やっぱり実感はわきませんでしたね、、、
なんかこう、ジワジワきてます。笑
昨日の今日で入試を終え、合格を頂いたので、やっぱり頭が追い付いていない、というか。
つい前日まで、自分、「二浪宅浪の"他大生"」でしたから。。。
急に状況が一変し、夢が叶ってしまった今、正直動揺して状況が整理できません。笑
でも、やっぱり「合格通知」を見て初めて、「本当に合格したんだ。」って実感しましたね。
数々の合格報告。
友人には「全ての学部の合否が出終わるまで合否は言わない」って言ってたんですけど、実は普通に見てました。笑
やっぱり、国立志望の人がまだ受験を控えていたので、ここで合否を軽率に言ってしまったら「あいつ受かったんか...。やべぇ俺も受かんなきゃ…」ってプレッシャーになってしまうと思ったので。
本当は一番最初に伝えたかったんですけど、友人やSNSでは3/1までずっと言ってませんでしたね。笑
家族に報告。
一応、家族にはすぐに連絡しました。
親には簡単に結果を言わない、って決めてたんですけど、合否見て3秒くらいで伝えました。笑
最初、母には「お前が?w嘘でしょw」って軽く流されてしまったんですけど、パソコンの画面を見せて初めて信じてくれました。笑
両親はシンプルに喜んでましたね。
父さんは普通に「うわ~やっと受かったね~」って感じだったけど、
母さんに「お前がこのまま死んじゃうんじゃないかって思ったよ。」って言われたんよね。
なんか、これがすごい響いて。
俺が生死をかけて極限まで追い込んでたことを母は知ってたから、これで落ちてたら自〇しちゃうんじゃないか、て心配かけさせてしまったみたいです。
なんか、「自分一人の受験じゃないんだな...」って感じましたね。
心配かけさせてしまって申し訳ないので、これから先の人生は親に心配をかけさせずに責任をもって生きていきたいと、改めて思いました。
祖父母に報告。
個人的に、これがメインテーマですね。
僕の早大受験は、祖父がきっかけで始まったと言っても過言じゃないので。
合格発表を見た次の日、すぐに祖父母の家に合否を伝えに行きました。
やっぱり、違いますね。
ここで初めて、本当の意味で合格を実感しました。
この上の記事にも書いた通り、
「生きているうちに祖父に合格を伝える」ことが僕の夢でもあったので。
叶って本当によかったです。
というか、三浪すること自体は、諦めの悪い僕にとっては辞さなかったんですけど、
やっぱり「僕が三浪しているうちに祖父が亡くなってしまったらどうしよう」って思いのほうが強かったので。
本当によかったです。
祖父母ともに、合格証明書を写真に撮って家に飾るくらい喜んでくれました。
結果的に、悔いなく合格を伝えられてよかったです。
高校に連絡
それと、高校の担任に連絡しました。
正直、超~イヤだったんですよ。笑
同窓会も行かなかったし、正直縁切りたいと思ってたので。
でも、この二年間なんやかんや毎年調査書を貰ってたし、仮面してたってことは向こうも把握していたわけで。
ここで俺が何も言わずに勝手に終わらせてしまったら、それは「無責任」なんじゃないか?って思って、ケジメとして担任に電話しました。
「なんで仮面してんの?」「なんで早稲田にこだわるの?」「なぜその学部?」
みたいな質問がたくさん来ると思ったから、全部回答をちゃんと用意して、3時間くらい熟考してから電話をかけたんだけど、
思いのほか、ストレートに「よかったね」って言ってくれて。
案外あっさりしててびっくりでした。笑
でも、そこには温かさを感じたんだ。
担任の先生も色々気になってたこともあると思うけど、詮索せずに、否定もせずに、肯定してそっと背中を押してくれた。
そういう大人に、僕もなりたいと思いましたね。。。
ブログにて、こっそり感謝の気持ちを述べたいと思います、ありがとうございました。
「親友」に合格報告。
ついに、って感じだよね。
このブログを1から追って見てくれてる人なら、「うおー!ついにこの時が!!アツい!!」ってなってると思うけど。笑
初めて見てくれてる人もいると思うから、改めて説明するね。
僕は去年、ある友人と一緒に、早稲田を目指して仮面浪人を始めたんよね。
そこで過ごした日々はとても前向きで、全力になれて、夢に向かって一緒に走っているようだった。
でも結果から言うと、「友人は受かったけど、俺は落ちた」んよね。
登場人物2人しかいないけど、「俺”だけ”落ちた」とも言えるよね。
その時は、もうなんとも言えない感情で、絶望に近かったけどさ。
大隈銅像の前に行ったら、不思議と「来年こそ絶対に受かってやる」って気持ちになれて。
その日から、親友としばしの別れを告げて、一年間各々の道を進むことを決めたんよね。
それが去年、2019年3月2日。
そして、それから一年が経った今。
親友には、直接結果を伝えようと思ったんよね。
最初は電話で伝えようと思ったけど、やっぱり強引に早稲田に来てもらって。
去年と同じようなシチュエーションを作ろうと思ったんだ。
まず麺爺に行きました。わざわざ僕の為に「半額券」を使ってくれて、250円で食べれたんだよね〜。
ありがとう!!( ;∀;)
でも、そのノリでなんかヘラヘラしたまま「受かったよ~www」って伝えてしまったよ。笑
去年なんて、電話越しに泣きながら不合格を伝えたのに。。。
でも、とりあえず合格報告ができてよかった。
やっと、だよ。
本当にやっとだよ。
何年何日何時間何秒、この時を待ったと思ってんだ。
受験って一年に一回しかないからさ、スゲー辛かったぜ。
「親友は早稲田に受かったけど、これで今年も俺がまた落ちたら、もうこの"距離"は一生離れていくんだろうな...」
って毎日思ってたよ、孤独な闘いだし、本当にしんどかった。
でもこうして今、親友と改めて大隈銅像前に立った今。
やっぱり、見える景色が違うね。
快晴。
ようやくこの土俵に上がることが出来たのか、と。
あの日から止まっていた針が、静かに動き出した音がした。
今まで感じていた"劣等感"は消え、
改めて「自分はこれから早稲田の学生なんだ」という自覚が生まれました。
ここでようやく、本当の意味で合格を実感した気がします。(三回目)
そして、例のごとく大隈銅像に一礼してきました。
勿論、土下座。
キャンパスに人が全然いなかったから余裕でした。(平日なら恥ずくて無理)
去年は「来年こそ、絶対に合格します。」だったけど、
今年の目標は、
「"早稲田らしさ"を、1つでも見つけてきます。」
って宣言してきました。
やっぱり、"他大"に在籍していながらも、何年もかけて"早稲田"を目指したからには、「ここでしかできないことをやろう」と思って。
早稲田でしかできないことを、見つけ、実行する。
そんな一年にしていきたいと思います。
そしてまた来年、今度は違う目標引っ提げてまた土下座しに来ます。笑
最後に、大隈講堂前で写真を撮りました。
合格報告ツイートと共に載せたら、ちょっと炎上してしまった「例の写真」なんですけども。笑
クソ~今でもあのアンチたちムカつくな~、ってのは置いといて、
我ながらいい写真だと思います。笑
1人、「蓮さんのツイートを見て、今度は来年俺がやります!」って言ってくれた人がいて。
こう言ってくれる人を待ってたんだよね。
ワンピースでいう"Dの意志"みたいな?よく知らんけど。
もっともっと、こうやって夢を追い続ける意志が広がればいいな、と思います。
未来の受験生、ホント頑張れよ!!!(`・ω・´)
最後に。
この一年間、早大受験を通してブログを続けてきましたが、
その道中では、早稲田を共に目指す沢山の仲間と出会いました。
出身はそれぞれバラバラだけど、同じ大学を目指して、お互い支えあいながら進んできて。
僕のブログを読んでは「感動した」「響いたよ」とか、感想まで送ってくれたんだよね。
そんな仲間たちの合否も全て出揃い、各々が進む道も、決まっていきました。
全員が全員、うまくいったわけじゃない。
受験というものは、とても残酷で。
「一年間」という時間をひたすらに勉強に投資し、
それが報われなかったら、"無駄だった"とさえも言わせるほどの大きなリスクを背負っていて。
僕が仮面失敗残留留年した時、手元には何の成果も残らず、
そこには絶望と虚無感だけが、ただずっしりと置き去りにされただけであった。
「頑張った」では足りない。
「頑張っても」数字が届かなかったら、無慈悲にも切り落とされる、これが"受験"というものなのだ。
それでもなお、またリベンジを挑む者。
はたまた、違う道に進んでそこで花を咲かせようとする者。
「受験」1つを通して、ヒト1人の人生の歯車が、
次に、大きく動く音がした。
それぞれが、それぞれの道を行く。
その先で出会えるなら、また会おうじゃないか。
その時にどんな形で、どんな身分でいようが、
この一年間過ごしてきたものは、
「無駄」
ではなく
「経験値」
となり、僕たちはまたレベルアップした姿で出会えるんじゃないかな。
それぞれの道で、それぞれの人生を謳歌していこう。
最後に、このブログを読んでくれた全受験生。
1年間に及ぶ受験、
本当にお疲れ様でした!!!!!!!